アイルランド・小さな島の大きな自然で北西運気アップ海外旅行!




せっかくはるばるアイルランドまで来たので、更にマイナーなアラン諸島へ一人で渡ることに。

アイルランドの西部に広がる小さな島々は、アラン諸島と呼ばれています。

アイルランドの民族的シンボルでもある、アラン織のセーターで有名なところ。

小さな3つの島の中でも一番大きいイニシュモア島に渡りました。

イニシュモアというのは、ケルト語で大きな島という意味ですが、小さな島です。

アイルランドの本土からは、フェリーかプロペラ機。

私は、プロペラ機を選びました。

フライト時間は、たったの8分。

8人乗りの小さなプロペラ機です。

今日も、やはり最高のお天気で、上空から眺める景色は素晴らしく、島と海と太陽のアンサンブルです。

フライト時間が8分ですから、あっという間に到着です。

ツアーガイドのマイケルさんが迎えてくれ、今日の目玉観光地である、ダン・アンガスの砦のチケットをくれました。

バンに数人の人が乗り込んだので、他にも観光客がいたのかと思いきや、観光に来たのは私一人で、他の人達は島の人々で、ケルト語で会話しているので、何を話してるのやらサッパリわかりません。

でも、みんな英語が話せるので、キョトンとしている私に、となりのお爺さんが、自分は学校の教師をしていて、毎日、本土から飛行機でこの島の学校に通って来ていると話してくれました。

もう一人の女性は、プロペラ機のポートから10分ほど車で行った海辺の家に住んでいて、主婦らしく。

途中で、運転手兼ガイドのマイケルさんは、郵便物をあるお家に届けてました。

「配達員をやってるわけではないけど、通り道だからね…。」と話してくれましたが、どこの家も通り道なんじゃないの?って思うほどの小さな島で、人口は700人と言ってました。

ガイド兼ドライバーのマイケルさんの話では、この島には、ドクターが一人、ナースが二人、スクールが二つ、ハイスクールが一つしかないとのこと。

島民は、みんなお互いがお互いを知ってるらしいです。

今は、オフシーズンで、今日の観光客も私一人でしたが、夏は一日に2000人もやって来るとか!

700人しかいない島に2000人って…。

10人乗りのバンに、お客さんは私一人になり、目的地のダン・アンガスに向かいました。

ビジターセンターの手前でバンから降ろされ、「2時15分前に迎えに来るから、ここからは車が入れないから歩いてね。」と言われました。

仕方なく誰もいない道を200メートルほど歩くと、ビジターセンターに到着。

中に女性が一人。

チケットを見せると、どこから来たのか聞かれたので、日本だと答えると、右端の壁を指差して、「あそこ」と一言。

指差された方向の壁を見ると、日本語の解説が❣️

他にも色々な言語に翻訳されて、砦の歴史的背景が書かれていました。

この砦、紀元前1500年前に築かれたらしいのですが、誰が住んでいたかなどは明らかではないようです。

紀元前800年ごろ、ここは政治や経済の中心地であったと見なされています。

砦の中央は、宗教的な儀式に使われたとか…。

色々ウンチクを読んでみたものの、ピンと来ないので、とりあえず砦に向かうことにしました。

ビジターセンターから砦まで歩いて登って行くのですが、どれくらいの距離なのか全く説明もなく、小道を歩きだしたのですが、それらしき建物は見えず、前後にも人っ子一人いません!

見渡す限り、1〜2キロメートルほどの大地は、人の姿が見えないのに、なぜか牛が牧草を食べてます。

この牛たちは、誰の持ち物?とか、考えながら、とにかくゴールまで歩くしかないと、究極の一人旅です。

お天気が良かったので、大草原の一人旅も楽しめましたが、お天気悪いと流石に心細くないたことでしょう。

しかし、20分ほど歩いて、ふと来た道を振り返ってみると、その景色の豪華さに息を飲みました。

しかも、雨上がりの晴天だったらしく、海からクッキリと虹が❣️

アイルランド人にとって、虹は幸せの象徴らしく、何だかとっても開運の兆しです。

30分ほどひたすら歩いて、とうとう砦に到着してみたら、何と、女性が一人で断崖に座っていました!

彼女も一人旅で、この島に3日ほど滞在してるとか…。

砦からの景色に見とれて、もう小一時間ほどここにいると言ってました。

この砦の断崖の高さが凄くて、深い海に吸い込まれそうな気持ちになります。

柵なども特にないので、安全は自己責任!

日本の観光地だとあり得ない状況です。

風も吹いていて、気持ちいいのですが、流石に怖くてあまり断崖の端には近づけませんでした。

今日もまた、稀に見る良い天気で、その景色の素晴らしさを写真や言葉で全部伝えきれないのか残念です。

マイケルさんの話では、この島は3億年前に巨人が作ったとか・・・。

3億年とかいう数字をサラリと言われ、今、自分の英語の聞き間違いか?と思うほど。

「あ、でも、このあたりの海岸は、1億5千万年前なんだけどね・・・。」とか、あたかもここ数年の話のように言われちゃいます。

そもそも、なんで3億年と1億5千万年前の区別がつくのか、化学や地質学など理系に弱い私としては、不思議で仕方がありません。

ですが、ものすごい良質の気が流れていて、気の流れに澱みが全く感じられません。

しかも、こんなに良い天気だと、太陽と空と海と絶壁と自分・・・。

自然と一体になり、宇宙を感じることができる素晴らしいスポットでした。

今回のツアーは、ベルトラを使いました。

ガイドが分かりやすくて楽しい旅でしたよ。

お勧めです👇

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