
ゴールウェイからの1日バスツアーで、コネマラ山地に行くことに。
昨日のイニシュモア島へのツアーは、私一人でしたが、今日は私を入れて4人。
20人乗りのコーチバンに、たったの4人です。
さすがオフシーズン。
たまたま全員女性で、オランダから2人、アルゼンチンから一人旅の女性、そして日本から来た一人旅の私であります。
誰も、英語のネイティブ・スピーカーがいないので、ガイドのおじさんも、ゆっくりわかりやすい英語で話してくれました。
コネマラは、山と谷と湖の雄大な景色が楽しめる大自然の山地。
昔から映画の撮影シーンに使われることが多いそうです。
途中かかる橋には、60年前の映画で使われ、ジョーン・ウェーンの有名なシーンで知られているとか。
他にも、この辺りは、ハリウッド映画のロケシーンとして活躍したようです。


湖上に浮かぶお城でお姫様気分❣️
コネマラの目玉スポットは、キルモア・アビーという湖上のお城。
元々は、個人の持ち物でしたが、1800年代に修道女を育成するボーダースクールとして使われていました。
そのためか、ネット検索すると、日本語ではカイルモア修道院と出てきます。
正しい発音がキルモアなのか、カイルモアなのかはわかりませんが、現地のガイドはキルモアと言ってました。
修道院と聞くと、清貧なイメージで質素な場所を想像していましたが、全くそんなことはありませんでした。
お城の中は、とても豪奢な作りで、学生がディナーの後に歓談していたとされるリビングは、貴族の間という感じです。
ダイニングテーブルも、映画のシーンに出てきそうなイメージ。
どちらかと言えば、ディズニー映画の世界です。
このお城のは、19世紀にヘンリー夫妻によって建てられた個人所有の別荘でした。
夫のミシェル・ヘンリーは、元外科医だったのですが、一代で政治とビジネスの世界で成功した大金持ち。
イギリスでその成功を手にしていましたが、アイリッシュの血にこだわって、家族はこのコネマラの地で育てていたとのこと。
最愛の妻マーガレットは、9人の子供がいましたが、45歳という若さで、エジプト旅行の途中で亡くなっています。
そのマーガレットのために、この湖上の城から湖に沿って、500メートルほど歩いたところに教会が建てられました。
清潔感あふれるステキな教会でした。
50セントでロウソクを買って、火をつけてきました。
悲しいストーリーがいくつかあるお城ですが、重たい波動はなく、手つかずの自然に囲まれた湖上の城は、素晴らしい景観でした。
珍しい小鳥や白鳥なども生息していて、散策も楽しめます。
この日もお天気が最高で、山々や連なる谷、渓谷を流れる川、太陽、空、そして生き物たちから、たくさんの良い気を吸収することができました。
素晴らしい場所との出会いに感謝です❣️






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