
北京の中心に位置する天壇。
1420年、明朝の時代に建立されたと言われています。
英語表記では、Temple of Heaven とされていて、神々に祈りを捧げる神聖な場所とされていたようです。
ユネスコの世界遺産にも登録されているので、パワーいただきに行ってみました。
北京の地下鉄では、手荷物検査がある!
時間はたっぷりあったので、ホテルから地下鉄を乗り継いで行く事に。
驚いたのは、北京では、地下鉄に乗る時にも、手荷物検査があります。
どの駅でもです!
まるで、空港みたいだすね。

危険物を地下鉄に持ち込めないように、チェックしているのは、安心ですが、人の多い駅では列ができちゃいます。
北京市内は、かなり地下鉄が充実していて便利。
ただし、現金では乗れないので、プリペイドカードを購入し、チャージをして使います。
私は、現地の人のプリペイドカードを借りて、駅の機械でチャージしました。
結構な距離でも、50円前後くらいで安いです。
天壇の広さに驚き❣️
最寄り駅に着いて、入り口で料金を支払い、中に入りました。
入り口を入るとすぐに、複数の言語で案内してくれる音声案内端末を借りる事ができます。
日本語対応の機種もあるので、是非レンタルするべき。
歴史的なエピソードや、建物の構造などを聞きながら歩けます。
表側は、園内の地図になっていて、センサーにより、案内スポットに近づくと、音声ガイドが自動で始まります。

裏は、ボリューム調整のボタンがあり、周りの喧騒に合わせて調整可能。

なかなか良くできているなぁと、感心しました。
お値段も、レンタル代は、40RMB、日本円で600円程度。
プラス、デポジットが50RMB必要ですが、出口で端末を返却すると、50RMBは返金してくれます。
日本語の説明は、かなりちゃんとしていて、わかりやすかったですよ。
よくある、外国人の変な翻訳ではなかったです。
広大な敷地の緑は、癒しの庭園❣️
敷地内は、想像を絶する広さと綺麗さです。
とても整備されていて、公園内は癒しの空間。
広々としていて、散歩を楽しむ人や、ダンスの練習をする人など、とても優雅な公園です。
ニューヨークのセントラル・パークより綺麗で安全なイメージ。

広過ぎて、なかなか建物にたどり着かないのですが、音声ガイドを聞きながら、緑のアーチを散歩するのは、とてもリラックスできました。
壮大な建物が素晴らしい!
30分ほど、たらたらと歩いて、ようやく祭壇の建物にたどり着きました。
わざわざ多くの人が訪れるのは、納得!
祈年殿と呼ばれる建物が、世界遺産に指定されている建物。
明朝の時代に、天に祈り、毎年、五穀豊穣と人々の幸福を祈った場所だと言われています。
円筒の形なのは、太陽の位置で日時を正確に知るためとか。
古代中国では、神様にお願い事をして良い時間が厳格に決められていて、それ以外の時間にお願いやお祈りをしてはいけなかったそうです。
天井は、王朝を象徴する龍と鳳凰のデザインが施されていて、豪華絢爛です。

祈年殿の両側には、大きな建物があり、展示物がズラリ。
建物の中は、入り口からしか見れず、中には入れないので、この展示ギャラリーで、模型を見学します。


とても広いので、とにかく歩きますね。
歩きやすい靴で行く事と、気候の良い時期を狙って行きましょう。
冬は寒いですが、雪に覆われると、それはそれでとても美しく、わざわざ雪の天壇を見に来る人もいるとか。
京都の金閣寺みたいですね。
西門から入り、一通り見学して、南門から出ると、1万歩歩いていました!
季節が良くて、素晴らしい体験でした。
北京に行けば、必ず行くべきスポットですね。