
数カ月前に上海に行ったのですが、「中華は日本の方が美味しいかも・・・。」というのが正直な感想でした。
北京出張でも、そこまで食べ物は期待していかなかったのですが・・・。
侮るなかれ!
さすがに北京は中国の首都。
美味しいものがたくさんありました。
北京と言えば北京ダック!
北京と言えばまず思いつくのは、北京ダック!
日本の中華料理店で北京ダックは高級食材。
せっかくなので、本場で北京ダックを食べてみようと思い、検索すると・・・
あまりにもたくさんの北京ダックのお店が出てきます。
北京では、高級店からファーストフード店の北京ダックがあります。
ダックの皮と身を小麦で作った皮に野菜と一緒にくるんで食べます。
ファーストフード的なお店では、大きな皮にくるんでテイクアウトで楽しめます。
まるで、クレープみたいな感じですね。

北京ダックは、皮の部分がかなり脂っこいのですが、この小麦粉で作った皮にくるんで食べることで、そのしつこさが軽減されてバランスのとれた美味しいお味を楽しめます。
比較的、北京の人にすると高級レストランと言われるところに行っても、東京に比べたらお値段半分くらいです。
一人2000円もあれば、たっぷり他の食材やビールも楽しめます。
3人で、ビールと北京ダック、ラム肉の炒め物、スープ、青梗菜、麻婆豆腐と4人前くらいの食事が出てきて食べきれず、お値段300RMB(=4500円程度)です。
レストランでの北京ダックは、下の写真ような入れ物で提供されます。
真ん中の丸いところに、小麦粉で作った皮が入っていて、下は火が入っていて冷めないようにしています。
その周りに小さいお皿にタレや砂糖、細長く切ったネギや大根、キュウリ、セロリなどの野菜と味噌ダレが置かれています。
丸々さばかれた北京ダックは、二つのお皿に盛られてきました。
かなりのボリュームです。
まずは、小麦の皮を1枚とり、そこにダックの皮だけを砂糖をつけておきます。
え?砂糖?と思いましたが、これが絶妙に美味しいんです。
そして、身の部分に、味噌ダレをつけ、お好みの野菜をおいたらおしまい。
くるりと巻いて、手でいただきます!
試しに、ダックだけを食べてみましたが、身のところはダックだけでも美味しいですが、皮の部分はやはり脂っこいので、たくさんは食べれませんでした。
北京では、リーズナブルに北京ダックを楽しめるレストランが無数にあります。
どこで食べても美味しいみたいですが、せっかくなら地元に人に美味しいところやレビューの高いお店を教えてもらいましょう。
モンゴル人が経営する火鍋のお店
北京ダックの次におすすめしたいのが、火鍋(Hot Pot)です。
北京には、あらゆる種類の火鍋がありますが、なかでもモンゴル人が経営するラムの火鍋は、日本人の口に合います。
北京は、中国でも北の方に位置するので、モンゴル人が多く住んでいます。
モンゴルと言えば、ラム肉!らしいですよ。
ランチに天安門近くのラムの火鍋屋さんに行きました。
ラムも部位が色々あって、どれを選べばいいかわからないので、現地の友人に任せました。
注文は、絵が描いてある紙に鉛筆で数量を書きいれるので、言葉が通じなくても安心。
あっさり系と油の多いところと2種類を注文しました。
火鍋は、まさに日本のしゃぶしゃぶと同じ。
野菜もたっぷり楽しめます。
タレは、ゴマダレというのも嬉しいところ。
中華は、どうしてもオイリーなイメージがありますが、火鍋はヘルシー。
野菜や豆腐も新鮮でした。
そして、デザートには、ゴマケーキ!
英語では、Sesame Seed Cakeと言って、ゴマの種で作ったヘルシーフード。
これが、またとっても美味しくて、甘さ控えめで別腹で食べれちゃいます。
あまりにも美味しいので、追加で注文してテイクアウトしました。

モンゴル料理は、火鍋だけじゃない!
さらに、モンゴル料理は火鍋屋さんだけではなく、バーベキューのレストランもあります。
ラム肉以外にも、ビーフやチキンなどのバーベキューメニューを中心に、Dumpling(団子や餃子風)にして提供しています。
どれも美味しく、注文しすぎて余らせてしまったのですが、北京では食べ残しを持ち帰るのもOK!
次の日のお弁当に持って帰る現地の友人もいました。






言葉の心配がない北京のレストラン
どこへ行っても、大抵上の写真のような、写真つきメニューがあります。
なので、指差しでオーダーできるから、言葉が通じなくても大丈夫!
ほとんどのレストランで、日本語も英語も通じませんが、なぜかみんな親切です。
どうしても聞きたいことがある時は、ポケトーク!
レストランの注文くらいなら、何とかなります。
また、中国が進んでるなぁと思ったのが、メニュー選択のデジタル化。
お店に入ると、紙のメニューの他に、QRコードが用意されていて、スマホで読み取ります。
そして、スマホの画面から欲しいものをチェックしてオーダー。
店員を呼ばなくても、直接厨房にオーダーが届きます。
支払いも、アリペイやWeChatPayでも支払えるので、食べ終わったらさっさと立ち去れるというのも便利ですよね。
そして、下の写真のような大型スクリーンのある店が多く、その店の一押しメニューなどが映像で出てきます。

顧客単価を上げるため、色々な工夫をするところが中国人らしいです。
ランチタイムでお店の前に行列ができる時間帯には、お店の前でネイルサービスをしたり、ハンドマッサージのサービスをしたりして、お客様を逃がさない工夫をする店もありました。↓

フートン地区のソウルフードもなかなか!
そして、北京に行くなら、是非足を運びたいのがフートン地区。
古くからの北京の街並みを活かしたままで、お土産やさんや食べ物屋、バーなどが立ち並ぶ路地。
テイクアウトの北京ダック、リンゴ飴、フルーツジュース、チジミのようなお菓子やお土産屋さんがずらり。
京都の先斗町のようなイメージですが、道幅は先斗町より広いくて歩きやすいです。
そんな中に、ポツンとスターバックスもあったりして・・・
何かと面白いストリートです。







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